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2009年10月24日

10月 例会 報告

日時  : 10月14日  水曜日
      18:30 ~ 20:30
場所  : 港区立商工会館
参加費 : 1000円
テーマ : 「四柱推命の解説」
担当  : 平井 兵治

今回は、四柱推命についてご紹介いたしたいと思います。そもそも、東の東京よりは、西の大阪の方が盛んで、東京は気学が盛んな地域ということになっています。
発祥地は中国で、歴史的に見ても非常に古く、当時、王様の行政指針集に載るくらいの重要集にあったに違いない。
その時代の人間にとって、東の方角の発見が第一番と思われる。次いで、西の方角の発見となる。東の太陽の光の何ともいえぬすがすがしさを発見したに違いないし、又、西の太陽の光は、物を発酵や腐敗させたりするのを確認した。それは漢学の成立で、容易に見られる。即ち、東は木と日で構成され、又、西は発酵から成立つ。
次に、南の字は、かまどに焚き火。北の字は、東に向かって、人が座る様と、西に向かって、人が座る様を合わせて、北としたと云われている。又、神が各々に宿ると信じられても居た。人間と自然との間に科学が成立した始まりだと信じる。
人間が命の代を重ねるにつれて、太陽の光の性質が判明し、蓄積される所まで進歩し、太陽光の受光の方向性や受光時間の増加、減少などの知識の蓄積がなされ、王が治める上で、正月新年の設定に気付かれ、冬至、立春等で悩まれるのも、その時代だろうと想像する。
行政上においても、冬至、夏至の発見を経て、農事暦を通じて、民を治める手段とした。それがゆえに、暦は、支配層の専権事項だった事は、江戸の暦を見れば明らかである。持ち出し禁止であった。暦や、その応用である、四柱推命が時代を経て、民間に広まっている次第で、非常に有難きことなり。
農作物が太陽光によって成長したり、地球の自転に支配されるごとく、人もまたである。興味を持った頃に、師匠から、年次の四柱推命で、鄧小平が、ベトナムに進攻するであろうといわれた時は、そこまでは・・・事実。非常に驚き、四柱推命のどこにそんな力が・・・と思った。

9月 例会 報告

日時  : 9月9日  水曜日
      18:30 ~ 20:30
場所  : 港区立商工会館
テーマ : 「情判学と脳力開発入門講座開設(案)の構想について」
担当  : 榊原 高明

 来年開設予定の表題講座について、榊原が基本構想を説明し、参加者で討議して同意を得た結果を報告します。

1. 講座開始は3月とする。ただし、本講座開始前の2月にプレ講座(説明会を兼ねる)を開催し、参加者の意見、アドバイスや批判などを頂き、これを本講座に反映してより良いものにしていく。
当会の会誌やホームページ及び口コミ等を活用して一人でも多くの方に来て頂けるよう努力する。
2. 開催は月に1~2回とする。日程は会場確
保の必要もあり、早目に決定する。
3. 時間は19:00~21:00の2時間と
する。
4. 基本的な進め方は、脳力開発のVTRテー
プを見てもらい、これを解説する。
5. テキストは指針集「脳力開発入門(基礎編)」を使用する。これにケーススタディを交え補足的説明を加える。ケーススタディは当面VTR付属のテキストを利用する。
今後はネット時代、グローバル時代に則し、今日的事例を分析し、新しいケーススタディを作る。
6. 講師は運営委員の榊原とする。
7. 会場は例会開催場所と同じにしたい。
8. プレ講座の参加者は20名程度を確保できるよう努力する。
9. 情勢判断学と脳力開発に対する当会の統一的考え。
情勢判断学については、「じょうはん」ホームページの説明とする。
脳力開発については、情勢判断を行うために学ぶ基礎であるとする。
10.入門講座である本講座に限っては、脳力   開発の指針はツールとして扱ってもよい。
11.一般に知られている自己啓発や問題解決   法と、情勢判断学及び脳力開発との違い   を出来るだけ明確に説明する。

 以上が結論です。
 
* 討議の過程でいくつか重要な議論、意見がありましたので、追加して報告します。

1. 脳力開発の指針及び指針集の使い方
指針を使って、事例を分析しただけで分かったつもりになるケースが見受けられる。あまりに、指針にこだわると、情勢判断学の本質から外れる恐れがある。
マニュアルが全てと思ったり、これで何でも解決できるなどと間違った考えに陥ったりすることもある。

一例としては、目的と手段の相対列において、目的を戦略とすると戦略にレベルがあるように思ってしまう場合があり、これは城野さんの考えとは異なる。

 これに対し榊原は、脳力開発を実際に自分の問題解決に活用した結果、効果があったという体験から、学習の初期段階ではツールとして扱っても良いのではないかと提議した。ツールとして自分の問題などに具体的に使ってみれば学びやすい。

戦略決定には決心覚悟が伴うのだと初学者言っても理解が難しい。学んでいくうちに、徐々に、これはもっと深いものだと理解していけばいいのではないか。あくまでも、自分にとって効果があってこそ継続的に学ぼうという意欲が涌いて来る。


2. 脳力開発は日本人に合っているのではないか
榊原の体験;若いころ、欧米の合理主義的考え方に興味があり、いろいろな自己啓発や経営書を読み漁ったり、セミナーにも参加した。しかしその時は、凄い、絶対使ってみようと思うが、いつもその場限りで終わってしまう。これは今考えると、結局日本人としての自分の中の感性に響かなかったからだと考えている。これに対し、脳力開発は10年以上続けて学んでいるが、学習意欲は衰えない。やればやるほどもっと深く勉強したいと思う。多分自分の中の深いところに落ちたからだと考えている。

3. 今後に対する思い
自分の体験から、脳力開発は進むべき方向を判断したり、いろいろな問題解決に実際的に役立ち、さらにメンタル面での支えにもなる。これを一人でも多くの人に知ってもらい、楽しみの人生を送る人が一人でも増えることを期待している。
特に、人生が上手く行かない人や、いわゆる落ちこぼれと呼ばれる学生達に希望を与えられたらいいと思う。
人間は誰でも同じ140億個の脳細胞を等しく持っており、これの使い方次第である。
学校の成績と実社会に出てからの能力とは違うことを理解し、脳力開発を学ぶことでいくらでも活躍できることを教えてあげられたら素晴らしいことだと思う。