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2006年2月14日

3月例会のご案内

日時 : 3月 23日  木曜日
     19:00~21:00
場所 : 学士会館 310号室
参加費: 1000円

テーマ:「商品“A”の商品化及び販売
-その後の経過報告」
担当 : 榊原 高明 氏

 昨年の例会で発表した商品“A”は、あれからだいぶ時間も経過し3月の例会ではそれなりの報告が出来ると思っていました。しかし、その後、コストダウン対策や商品の質感向上方法などに予想外に手間取り、現時点ではまだ商品として販売出来るレベルに達していません。特に質感向上のために、ある形状の枠を製作しようと以前の会社で付き合いのあった腕の良い加工屋さんに相談しましたが、図面通り作るのは不可能と言われ困惑しているところです。脳力開発の指針集をめくりながら諦めずに次善策をひねり出すべく取り組んでいます。
 販路開拓など市場開発に情判学、脳力開発を応用し、その実践例を報告する予定でしたが、申し訳ありませんが今回はできません。
 3月の例会では商品“A”をご覧頂き皆様のご意見を頂戴できればと思っています。
 なを、商品“A”は3月7日~10日に開催される、建材展のある出展社のブースの片隅に展示される予定があります。見学者からなにか反応があることを期待しています。
 問題点を解決後、今まで学んできたことを活用して、販売に漕ぎつけたいと考えています。


テーマ: 「護身道の拡大発展について」
担当 : 時藤 稔明 氏

 2年前から護身道協会の拡大・発展を目指して、運営の改革をしてきました。『誰でも出来る護身道』での戦略合意、そこまでに時間かかりましたが、それに基づき級レベルの「審査基準」「カリキュラム」の改定、さらに運営の安定のための値上げ等の手を打ってきました。
 結果として参加人数合計では伸びていませんが、昨年後半から新会員の増加、その定着の兆しが見えはじめ、カリキュラムの改定の効果が出始めているのではないかと思います。
 常連の方や止めた方の意見を聞いています。常連の方は「武道だけでは続けていない。脳力開発の武道で、力の弱いものでもできるように考えられているのでよい」と脳力開発の武道を評価して頂いています。そこは今後強調していきます。1級、初段で止めた方は「目指す方向が違う、分からない」の声があり、今後の課題とします。3月の例会までもっと多くの方をヒヤリングをして、その結果から運営の改善やカリキュラムの改善を図ります。
 入会を勧めても自信がもてるようになりましたので、新会員獲得のプロモーションに力を入れていく段階と思っています。パンフレットの作成と友人・知人への配布・お勧め、新宿区などへの護身道教室の働きかけ、朝日カルチャーへの勧誘セミナーの売り込み、スポーツ会館周りへの親子護身道教室のPR等々。
また初段に挑戦するベテランの方たちへの提供内容の再構築に力を入れて、さらにレベルアップを図りたいと思います。

2006年2月10日

2月例会のお知らせ

日時 : 2月 9日  木曜日
場所 : 学士会館 310号室
テーマ: 「学園再生の事例研究」
副題 : 入学応募者数を10倍に引き上げたウーマンパワーのマネジメント
スピーカー: 矢澤 昌敏 氏

 昨年10月、機会をいただきまして「クラーク・フューチャー・セミナー」にて、私の職業柄から、ある一人のとても魅力的な女性
との出逢いが、今年の例会テーマのひとつとさせていただきました。
 その女性の学校は、品川女子学院中学高等学校で、「私学改革の旗手」とも言われています副校長の漆 紫穂子氏です。
 10年という短い期間で人気校へと変貌を遂げることができたのは何故か!?その一部をご紹介させていただき、できれば 4月以降に現場確認を行ない、確定事実を基に分析してまいりたいと考えております。

改革スタート時の決意は、おそらく1987年(昭和62年)に東京都の内部資料「廃校危険度ランキング表」を見る機会があり、そこに品川女学院は何と廃校危険度が高い学校として上位に挙げられていたのに、かなりショックを受けましたことと、「曾祖母が創立した学校が、ここで潰れてしまっては後悔する」との危機感から、本校に戻り改革のスタートをいたしました。
 当時中学は、1学年が30人程度でした。
それ以前には、1学年5人という時代もありました。
高校の方は、何とか定員を確保できていました。


 そこで「生徒が主役」をキャッチコピーとし、1989年(平成元年)改革着手以来、生徒の視点に立った改革(顧客第一主義)を次々と実現させてきた品川女子学院中学高等学校。
 他に類を見ない改革のスピードで、2000年(平成12年)には応募者数が10倍以上になった。
 10年という短い期間で人気校へと変貌を遂げることができたのは何故か!?

品川女子学院 ミッションステートメント(抜粋)

☆ 学校としての存在意義(ミッション)

私たちは世界をこころに、能動的に人生を創る日本女性の教養を高め、才能を伸ばし、夢を育てます。

☆ 具体的な未来像(ビジョン)

1.10年後の卒業生の姿
2.10年後の在校生の姿
3.10年後の受験生の姿
4.10年後の教員・職員の姿

☆ ミッション・ビジョンを実現するためのバリュー
  品位・誠実さ・プロ意識・スピード・相
手の立場に立つ。

☆ 結 論
私学の存在価値は「何のために、この学校があるのか」を明確にすること。
更に、「こういう生徒に来て欲しい」と言うことをハッキリさせると同時に、
学校としてできることとできないことを明確にし、その学校に合う生徒が
集まるのが理想と考えます。