« 2007年9月 | メイン | 2008年3月 »

2008年1月 8日

2008年の運営方針について

運営委員長
古川 彰久
新年明けましておめでとうございます。
 前年度は大きな課題である教育問題に取り組むこととし、まずは運営委員各自の見解を発表し、お互いに議論を深めてきました。それぞれの立場から現状を分析し、課題を整理し、対策も論議してきました。その論議を通して教育の問題は学校教育のみならず、家庭教育も含めて捉える必要も指摘されました。
 色々な観点あるいは立場から問題の指摘や対策は論議できるが、戦略論として教育の目的とは何かということになると、お互いに限られた時間の中でコンセンサスを得ることは非常に困難であります。情判会が勉強会との位置づけからすれば、今回の教育問題もいろんな立場からの意見が出されてそれなりに理解を深め勉強になりました。
このような前年度の結果を踏まえ、本年度の例会の運営方針を検討しましたが、大枠として、誰でも関心あるようなストレス問題のようなものを共通のテーマとして、発表は各自それぞれの立場からの関心ある問題を具体的なテーマとして取り上げたらどうか。ということで「現代社会におけるストレス問題」を共通テーマとしました。
従い、今回の共通のテーマというのは、そのものを題材にするというよりも、それに関連あるようなことを各自の発表テーマにし、お互いに理解を深めることとします。
会員の皆様におかれましても、積極的なご支援とご参画をお願い致します。

2008年1月 7日

2008年への抱負、運営委員

 運営委員のリレーで2008年の抱負をお伝えいたします。

時藤 稔明
 今年は教育問題について考えてきました。小生としましてはこの分野の知識は増えましたが、情勢判断学を学んだかといえば、学んでない、進歩してないと反省しております。情報を多面的に分析し、どうすべきかまでの結論を出してないからです。問題が大きすぎて結論を出そうとしてなかったのではないかと思います。
 小さい問題解決には日常でよく活用し、助かっています。来年は小さい問題から150%ぐらいストレッチした問題について、情勢判断に取り組んでみようと思います。
 少しは進歩を実感したいと思っております。

矢澤 昌敏
 この年頭の抱負について、先ず最初に 大言壮語して憚らないことを反省しております。
その反省とは、昨年の抱負ならびに例会テーマ「教育問題」を提唱しておきながら、殆ど実行・実践もできず、かつ 例会そのものに出席できなかった点です。
 よって今年は、例会も然ることながら、自分自身 再度 原点に立ち返り「情勢判断学会」の基礎である「脳力開発」、そして「情勢判断学」を勉強し直す所存です。
 それは、何よりも「情勢判断学会」の活動の基礎にある「脳力開発」の目的は、「人間形成・人間創り=どんなことがあっても明るく逞しく、自分の人生を自分の力で築いて行く。 そして、社会や周囲の人々のお役に立てる人間」にある点と言えます。
 そのためにも「脳力開発」の根本である三大実行方針「行動せよ。整理せよ。反復せよ。」を徹底してまいります。

榊原 高明
 昨年は、取り組んでいた高効率熱交換器が大手冷熱メーカーで高い評価結果を得ながら、事業的には結局中止するという残念な年でした。
 しかし、これに代わる新技術を探していたところ、モーターを小型化でき、また、電力使用量を削減できる「始動器」、及び電気を通すガラス「FTAガラス」と出会い、今年はこの2つの技術を商売に結びつけることに全力をあげます。両技術ともすでに実績が出ており、熱交換器の場合のような全くの新技術を売り込むわけではないので、商売として成立する可能性はかなりあるものと期待しています。
 すでに、知人を介して韓国の半導体分野向けイオナイザー(静電気徐電器)メーカーへ売り込みを掛けており、良好な評価結果が出始めています。
 今年も、情勢判断学、脳力開発の勉強、実戦をさらに強化しながら、このビジネスを成功させたいと考えています。
 本年の例会はテーマを「現代社会におけるストレスについて」とし、各会員の体験例が報告されるものと思います。この問題に情勢判断学、脳力開発を活用して解決を図れれば、実践的かつ具体的なケーススタディが蓄積出来るのではないかと期待しています。ストレスは誰にでも存在しますし、解決したいと願っているはずです。
 友人に声をかけられる程の有意義な議論が出来るよう努力したいと思います。

田中 達也
 昨年は脳力開発の指針に助けていただいた一年でした。諸処の事情から就職した会社を離れ、あらためて一個人として活動を開始しました折に、自分自身の目指すものからブレることなく行動することが多少なりともできたのは、脳力開発の指針が頭の片隅にあったからではないかと、今になって感じております。大変感謝しております。
 本年は、人生の目的を定め少しずつ歩んできた道を、さらに確固たるものにすべく歩みを進める年にしたいと願っております。
 今年のテーマは「現代社会におけるストレス問題」ということで、こころの問題が取り上げられることを嬉しく思います。こころの問題を取り扱う専門職を目指す者として、大変興味深いテーマです。皆様のご発表からいろいろ勉強することができれば幸甚です。
 こころに問題を抱える人が増加傾向にあるという実態に、ストレスが少なからず関わっているという推測がなされていますが、何が問題を作りだしているのかではなく、どうすれば解決への糸口が見いだせるのかが議論されることを希望いたします。
 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

平井 兵治
 入会させて頂き、早や三年目、一層の努力で城野先生の真髄に迫りたいものです。又、今年も確定的事実と対峙して行きたいと考えております。最後に会員皆様のご健康と弥栄(いやさか)をお祈り申し上げます。

古川 元晴
 昨年から情判会に本格的に復帰させていただきました古川です。よろしくお願いします。
 ところで、情判会は、「楽しみの人生」か「嘆きの人生」かは、各自が自ら選択し、決定できるということを前提として、いかにして自らの人生を「楽しみの人生」に転じ、その延長線上により良い社会を実現するかということを、実践的に検討、検証してゆくことを目的としているものと理解しています。
 私は長らく法曹界に身を置いており、そこでは「社会正義の実現」が基本的な使命とされていますが、現実の社会においては「正義」の名の下にしばしば不正義が横行し、心ある人々からは「世の中に本当の正義はあるのか」「正義を唱える人間は危険だ」等と厳しく批判もされ、その存在意義、役割が賤しめられているのが実情です。そこで、私は、目下、自分の法曹界における体験を踏まえて、情判会の目的に沿った「正義」の復権を目指して検討を進めておりますので、そのような問題意識で本年も情判会の討論に参加させていただくつもりです。どうかよろしくご支援をお願いします。

今井 裕幸
 昨年は、「教育」を共通のテーマとして運営委員が、それぞれの立場から例会を担当し、脳力開発のツールを活用しながらケーススタディをおこなってきました。今年も、身近な問題から「現代社会におけるストレス問題」を新たな共通のテーマとして、運営委員がそれぞれの立場から情勢分析してゆきます。今年も、ケーススタディを通じて、脳力開発の手法を身につけてゆきたいと思います。
年末に城野先生の奥様のお宅に伺う機会を頂きました。城野先生の書かれた「風光画」を拝見することが出来、改めて先生の才能の深さと多才さを感じることが出来ました。
奥様も、現在では廃刊になっている著作の復刊を積極的にすすめており、情勢判断学の普及に努めていらっしゃいます。80歳を過ぎているとは思えない、お顔の色艶と話ぶりのパワー。現在の世界情勢についての、分析力にただただ圧倒されました。
 会誌の編集者としても、城野先生の残されたものを、積極的に取材し、会誌のなかで発表してゆきたいと思っています。古い会員、諸先輩方のご協力を切に希望するところであります。

2008年1月 6日

望年会報告

12月11日、恒例の望年会が開かれました。「いきいき創造の会」からの参加もあり、総勢21名の参加がありました。
参加者それぞれの得意分野の説明や、会に参加したきっかけについて話があり、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。「いきいき創造の会」の方も、各分野において、その分野を極めた方が多く、お一人お一人の話にも大変興味深い話がおおかったです。
 昨年から、会員資格が共通となりましたので、今年からは、情判会の例会にも、「いきいき創造の会」の方が、積極的に参加して頂けるのではないかと期待しています。情判会の方も、「いきいき創造の会」に参加してみては如何ですか。