« 2011年8月 | メイン | 2012年12月 »

2011年9月21日

DVD「東西古今人間学」鑑賞会

城野先生のDVD「東西古今人間学」の発刊を記念し、しばらくの間、定例会において鑑賞会を開催します。

9月以降は、鑑賞後、1時間程度参加者間での討議をいたします。

第1回:7月13日 水曜日 18:30 ~ 21:00
第2回:9月14日 水曜日 18:30 ~ 21:00
第3回:10月12日 水曜日 18:30 ~ 21:00
第4回:11月 9日 水曜日 18:30 ~ 21:00
第5回:12月 7日 水曜日 18:30 ~ 21:00

定例会は原則として第二水曜日となります。
開催場所:港区立商工会館
(都立産業貿易センター浜松町館 6階)
参加費 : 1000円

今回、鑑賞会への参加者で購入希望者には、事前にお申込みいただければ、参加当日に、2000円(10セット限定)でお分けします。

城野宏著「東西古今人間学」の序文から抜粋

私が「人間学」と言っているのは、人間の動き、人間の行動のことなんです。そして、人間の行動というのは脳力開発からくるということなんです。
人間の脳というのは、外的刺激に対して反応するんです。そして、この反応が戦略的選択をしているわけなのです。つまり、ある刺激があった場合、脳は刺激を避けて逃げていくか、それとも近づいていくか、二つに一つなんです。ほかの行動を取ろうとしてもできないんです。どうしても二つに一つの選択しかできないんです。
人間の脳の構造からして、古代の人間と現代の人間に違いがあったかというと、それはほとんど違わないんです。
古代人も現代人も、御飯を食べ、衣服を着、家こ住まう。人間生活の根本になっていることは、今も昔も同じなんです。
特に、人間と人間の関係といいますか、人間と人間の関わり合いから見ていけば、古代の人達も現代の人達もほとんど差のない反応をみせたに違いないんです。ですから人と人の関係が人生であり、そして仕事でもあるといえると思います。
人間の行動は、科学や物理学みたいに実験できないんです。
ところが古代の人達は実験してくれているんです。歴史上の人物達が人間の行動学を実際に示してくれているんです。古代人も現代人も脳の反応は同質なのですから、我々にとって古代の人達が取った行動、活動というのは大いに参考になるんじゃないかと思うんです。