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2006年 本年の運営体制について

 新年明けましておめでとうございます。
 皆様には新しい年をどのようにお迎えでしょうか。

 ところで本会も私が運営委員長を引き受けて4年目を迎えることとなります。最初の1年は会としての体制を整え、2年、3年は結果として内部の充実を図るに留まってしまった。私はかねてより、本会は学び舎であると唱えてきましたが、学ぶということからすれば、参加する人たちがそれぞれ力をつけていくことが大切であります。その限りにおいてはそれぞれが充実感を持てればそれも意味あると云えますが、情勢判断学会の本来のあり方としてこれでよいのだろうかという疑問があります。

 かって脳力開発の勉強会が盛んに行われた頃、情勢判断学会の名称を脳力開発の会に変えたらという意見も出たことがあったが、城野先生の意見としては、脳力開発そのものが目的ではなく、脳力開発の成果をどのように情勢判断に生かせるのか、情勢判断学が大切なのだといわれた。
 脳力開発はそれぞれの個人的な要素が強いのに対して、情勢判断学は、人と人、人と集団あるいは集団と集団との関り合いの中で、どのような行動を取っていくのかを論じている。
 このようなことから、脳力開発の勉強もその成果が外に対してどのように生かせるのか、常に外との関わりを持ちつつ、その反応もフィードバックしていかないと、脳力開発の勉強も自分達だけが納得し、外に通用しない怖れがある。
 このような観点から、今年度は、会員間の交流を基本に置きつつも、外部の人に呼びかけ、あるいは外部の人に情報を発信し、仲間の輪を広げるべくチャレンジしていくこととした。
 運営委員会での論議の結果、これまでの例会と勉強会を一本化し、例会(=勉強会)の内容を充実させる。また、外部への情報発信の手段として、ホームページをブログ化することとし、運営委員として専門家の田中達也氏のご協力をいただくこととなった。
【今年度の運営委員】
<留任>古川彰久、東瀧邦次、森田悦功、矢澤昌敏、時藤稔明、榊原高明、今井裕幸
<新任>平井兵治、田中達也

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