城野先生の声が聞こえた!
2月の例会で「学園再生の事例研究」というテーマで、ある女子学院が廃校寸前の状態にあったが
創立者の曾孫に当たる副校長(女性)の決心覚悟で、今は特色のある有名校によみがえったと言う話であった。
よみがえった現在の特色、ビジョンなどをお聞きし、参加者の熱い討論が繰り広げられた。今回は結果をお聞きするだけだったが、次回には是非学園をたずねて「地上の星」の場面をお聞きしたいというところがおおかたの意見であった。
どん底から発展へというところで、つい近頃同じような話を聞いたことを思い出した。
それは、確かサンケイ新聞に載ったはなしで、「水俣湾の魚」が食べられるかと言うような話であった。
ご存じのように水俣では、公害というよりも人災と思われるような、多大な不幸に見舞われた。ところが現在では、日本有数の環境整備が進んだ町で、分別ゴミの収拾を始め素晴らしい環境を意識する町によみがえったとのことであった。
そこで、城野先生がいつも仰っていた声が聞こえてきた「成功の反対が失敗だ、又その反対も同じで
失敗をしたら、その反対をすれば成功することが出来る」という話であったと思い出した。
水俣の話は、あまりにも犠牲が大きかったけれど何となくほっとした話であった。
脳力開発指針「常に両面とも考えよう」
(悦)