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自分が勝つ戦術だけでは片手落ち!!

民主党による「偽メール事件」もやっと下火になってきたが、あれはなんなだったのか。
それにしても、近頃「偽」という文字がそこら中に蔓延していますな!
昨年は、「刺客」などと言う本来ならばおどろおどろしい言葉を、マスコミから
国会まで撒き散らかし、いやな一年であったと思っていたら今年は
又新しいいやな言葉をまき散らす。この国はどういう国なのであろうか。
まあそれはそれとして、あの永田某という代議士は、まるで三国志の
赤壁の戦いで周揄に踊らされた蒋幹じゃねえか?
最も自民党に周揄程の策士がいるのかどうか分からないけれど。

先日のサンケイ新聞「わたしの失敗」という欄に日本将棋連盟会長の
米長さんの話が載っていた。
それによると、米長さんが四冠王で飛ぶ鳥を落とす勢いのころ、
途中から若い人に出ると負け状態に陥って、すっかり考え込んでしまったとのこと。
そこで、一計を案じ若い人たちを集めて、ビールを振る舞い「自分がこの頃弱くなった
のはどうしてだろうか」と聞いたところ「まあ」とか言ってなかなか教えてくれない。
そこであきらめず、もう少しビールを追加注文して、もう一押ししたところ、
彼らもかなりいい気持ちになって来てやっと話してくれたという。
それによると「米長さんの戦法をすべて研究して、こう来ればこうやる、ああ来ればこうやる
と言う戦術を確立したので、この頃の米長さんとやるのは非常に楽になった」と言ったそうである。
それを聞いてその後は、若い人たちを師匠にして教えを請うことにしたとのことであった。
また、城野先生の話で恐縮であるが、「戦術は自分が勝つと言うのだけでは駄目で、必ず相手が負ける戦術も一緒に考えなければいけない」(三国志の人間学)
で仰っていたことを思い出した。民主党も脳力開発をやった方がよいのではないであろうか。
この頃、昨日の飯を思い出せなくて、昔聞いたことをやけに思い出す。これも加齢のなせる
技であろうか、くわばらくわばら。                (悦)

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