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2010年新年を迎えての抱負(運営委員)

榊原 高明

 昨年は約1年をかけて情勢判断学会のあり方(拡大発展)について改めて討議しました。いろいろな意見が出ましたが、自分としては、当会への参加者の減少が続いていることを問題としました。新しい方が参加しても、1~2回で来なくなるのが現状です。主な原因は、初めて参加した方にとって当会のテーマや議論に違和感を感じ、興味を持てずにまた参加しようと思わなくなることにあると推測ました。
 そこで、当会への参加者を増加させるためには、まず、情勢判断学と脳力開発を知ってもらい、興味を持ち、学んでみようとする人を増やすことが重要と思います。このためには、気軽に参加できる入門講座の開設が必要であると考え、今年の3月から自分が講師役を務めてこの講座を開くこととしました。
 人頼りの姿勢ではなく、また、城野さんの「まず出来ることからやれ」を実践します。結果はどうであれ、行動することで何か進展が計れるのではないかと期待を持っています。
 会員皆様のご支援を宜しくお願いします。


古川元晴

 新年おめでとうございます。昨年の情勢判断学会においては、その普及、発展をどのように実現するかに焦点を当てた白熱した議論が展開され、実に楽しい限りでした。
 本年は、その議論の成果を基盤に、新たな展開が期待されます。特に、本格的な政権交代が実現し、市民自らが直接政治を担うべき時代を迎えていることは、当学会にとっても追い風となるでしょう。これまで当たり前と思われた事柄も、市民の視点から次々と見直されることとなるでしょうが、その場合、最も大切なことは、それぞれの立場に応じた物の見方、考え方の基軸=戦略を明確にすることだと思います。
私も、この観点に立って、昨年の例会における裁判員制度に関する議論の仕方を更に発展させて、この「戦略」を基軸とした実りのある議論を種々の案件ごとに具体的に展開することに挑戦したいと思いますので、よろしくお願いします。


平井 兵治

 今回は、脳力開発から見た護身道を長望したい。護身道をもう少し上達したいと思う。先ず、臍下丹田である。丹田には、決心覚悟が宿る。臍とは、母体中で宇宙遊泳時の呼吸や栄養供給の管で、臍下丹田は、人が重力支配下での臍であると答えたい。反作用を受け留めてしっかりと耐えられる点と言いたい。これが分ると護身道が面白くなってくる。脳力開発での戦略の概念を臍下丹田に当てはめてみる。又、戦求を肘・膝に当てはめたい。このように当てはめて、練習してみると、実に自分自身で納得がいくし、嗚呼、これだったのかと感心さえする。何故かと言えば、戦略は不変にして、無闇に変えるべきものではなく、臍下丹田も然りである。又、戦求である所の肘・膝は実に素早く、変化に応じる対応部所であって、手・足を誘導する。これも又、訓練する毎に実によく感心させられる。脳力開発の基本を会得出来て、一挙両得です。
 最近は武術の方法が、介護に取り入れられる事が多い。護身道でも、相手に対して、対立線上には立たない様に、常に、三角形を応用した位置を求めて動く様にしている。この事は実生活でも応用されている。例として、接客の場面で、常に応用させて頂いている。お客の方もいやがらない。実際に試してみていただきたい。介護で応用の場合は、患者の側に寄り添って、遠い方の手を取って、三角形を意識して起こすならば非常にスムーズに出来る。患者の側も楽で気持ち良い。この技は、三角形の応用として、護身道でよく用いる方法である。急に力むことの無いように、患者の為にも「不要」を取る意味でも注意が必要である。相手の力みを誘わない為にも留意が必要だ。不安を起こさせない為にも、脱力と充実のバランスが順応力の増大につながらせたい。今年は、実生活の面での応用に努めたい。


今井 裕幸

 昨年から、年会費制度が廃止となり、会誌「じょうはん」の位置づけも、会員内での情報誌から、新しい仲間を獲得するための広報誌に変化することになりました。今年もその目的を一歩発展させる形で、脳力開発を知らない人にも理解していただき、興味をもって頂ける誌面を作ることに努力してゆきたい。脳の力の開発は今やブームと言える状況がある。このフォローの風に乗って、新しい方々にも参加してもらえる誌面を作ってゆきたい。

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