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『いきいき創造の会』感動体験発表会第8回報告

開催日時 :2006年10月28日(土)13:3 0~16:00 
話題提供者:大城 源吉 氏    (株)アスクリン 代表取締役
テーマ「人生に諦めがないように、癒しにも諦めがない」

【プロフィール】昭和13年7月22日大阪出身、昭和32年、浪曲師に憧れ、叔父を頼りに上京、進学を薦められるが、浅草国際劇場で浪曲名人会をみて感激、浪曲師になる決意を新たにし、知人により当時の名人「春日井梅鶯」師匠を紹介され、基礎を教わるが、師匠自身もそうであった「独学修業」を励行、老人ホーム・学園祭・地方のお祭りなどで修行を重ねるが、喀血し入院、闘病生活を経て、社会復帰 
昭和49年 テレビゲーム関連事業 ㈱ゲームアタック設立 代表取締役
平成8年  環境&省エネ関連事業 ㈱アスクリン設立 代表取締役 
内  容
1.大城氏講演要旨
テーマ「人生に諦めがないように、癒しにも諦めがない」
 ①S36年~S42年、肺結核手術を数回繰り返し左肺全摘出肋骨7本切除。この間に尿毒症・心臓停止・臨死体験を経験、 更に手術が必要とのことであったが、手術をして良くなる見通しがなければ、死んでもよいから退院しようと決心した。
②その後、悪性肉腫と判明。再発の可能性大であり、壮絶な闘病生活の幕開けと共に玉川温泉湯治、すなわち「闘治」生活の始まりであった。 また、頚椎損傷の交通事故にも遭い、満身創痍のなか、玉川温泉湯治体験を通して、自分自身が人間的に成長できた。
③酸性の強い玉川温泉に浸かっていると温泉が体の弱いところを攻めてくる。錐でもまれるように痛くなってきたりしますが、その時に心が大事、 心が弱いと逃げてしまうのです。30分位痛いがそれを過ぎると体が慣れてくるのです。生きているだけでありがたいと思う気持が大切です。
④玉川温泉に来る人でも、心の定まらない人は全国の湯治場を歩き回る人がいますが、そのような人は3年後には亡くなっているようです。 心が定まらないのがよくないようです。
⑤医者から余命半年とか言われた人が、真剣に取組み肝ガンが治ってしまった人も居る。自分自身の湯治体験から、 難病の人に無理をせず効果を上げる「機能的湯治法」のアドバイスを続けることが、自身の癒し効果を上げることに繋がると確信している。
心の持ち方が大切で、諦めたらダメ、勇気付けてやる。感謝の言葉を心を込めて言う。
癒しには遅すぎることはない。

ご講演を聴いて:古川 彰久
①素晴しいというよりも凄い体験をされてこられたなあという感じですね。最後によく通る声での浪曲も聞かせていただいた。 50歳まで生きられないと思い年金にも入ってなかったとのこと。一方で実業の方は紫外線カット等の新しいお仕事にチャレンジされている。 まさにチャレンジ人生ですね。
②「心を定める」ことが大切とのこと。死ぬか生きるかという時には、腹を決めて臨め、迷ったり諦めたらダメだとのこと。 戦略選択における決心覚悟ですね。
③ご自分の貴重な体験を周りの困っている人に伝え役立てる。そこにお互いのいのち同志の暖かい交流が生まれる。「いのちの五線符」 が点から始まり線になり面になり、立体になり最後は球になるとのこと。星を見ながら輪になって「ありがとおお------」 と大宇宙に届くような積りで感謝の気持を伝えるとのこと。素晴しいお話を「ありがとおお------」。