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波動測定から見たストレス問題

日時  : 1月23日  火曜日
      18:30?20:30
場所  : 港区商工会館
参加費 : 1000円
テーマ :「波動測定から見たストレス問題」
担当  : 古川 彰久

今回のテーマでお集まりいただいた方は、いつもの常連のメンバー以外に、波動に関心をもたれて参加された方のほうが多いので、今回のストレス問題に入る前に、波動と脳力開発とどのような関わりがあるのかを話させていただいた。
私が波動機器に出会ったのは、増田寿男氏との縁でありました。増田氏とは情勢判断学会で知り合いましたが、同氏は城野先生から啓発されて、昭和59年に長いサラリーマン生活に訣別し、自立されて、健康ビジネスに参入されたのです。その後、私も医業経営コンサルタントの資格を取り独立を目指していた平成6年に、増田氏のもとを訪れ、波動機器なるものに出会い、非常な感銘を受けました。私はこれまで出来るだけ薬や医者の世話にならないように心掛けてきましたので、これこそ、私が求めていたものだと思い、増田氏の暖かい誘いに応じ、平成7年独立とともに波動に関わりを持つこととなりました。
その後、いろいろなことがありましたが、波動測定は測定者がセンサーとなって、気のようなエネルギーを感知し、数値化するものと考えています。気のようなエネルギーは、現在の物質の科学では把握されていませんが、私どもの身体は潜在意識レベルで感知しているようです。
脳力開発も習慣化によって、良い脳回路を作ることですから、潜在意識レベルの働きを如何に効率化していくかということでもありますから、意識更には潜在意識を目に見えない微弱なエネルギーとしてとらえる波動の考え方と多くの共通点が出てきます。
そこで、今年度の大テーマが、「現代社会におけるストレス問題」ということですので、私の専門の「波動測定」を通して「ストレス」をどのように捉えるか、また「ストレス」にどのように対応していくかを見てみましょう。
 波動測定においては、私たちの「いのち」が持っている「生きる力」をエネルギーの度合いとして表現しています。「ストレス」という項目がありますが、これはいわゆる「ストレス度合」を測るのではなく、「ストレスに対応するエネルギー」を測ると考えています。
生きていること自体がその環境との間で常にストレスを生み出しているのです。そして生きていくためにはそのストレスを乗り越えていかねばなりません。私たちの身体は本来ストレスに対応する力を持っているのです。その力が十分発揮されれば、ストレスを乗り越えられるでしょうし、発揮されなければ、いわゆるストレス状態になり、身体に不調が出てくることになります。
脳力開発の観点からみれば、精神的姿勢の確立に関わってくるのですが、どのような生活習慣を身につけたらよいのかということにもなるでしょう。
波動測定を通して、このようなストレス問題に接してきますと、顕在意識を超えた潜在意識のあり方が見えてきたりいたします。また、身体のバランス状態や最近の強い薬が精神状態に影響を与えたりしていることも伺えます。
実際の事例を通して、話題を提供いたします。

Aさん(男性、68歳)
喉頭に出来ている悪性腫瘍を手術することになっていた。義姉にすすめられて薬局の先生から悪性腫瘍にも効果があるという健康食品を試しているが、実際に良くなるのかどうか波動測定をして欲しいとの事で来社された。
測定をした結果、健康食品が効いているのかどうか、悪性腫瘍とストレスの数値がやや良くないが、手術しなければならないような感じではなかった。
本人に確認すると、「唾液とか血液の検査では陰性であったが、どうしても気になったので直接細胞を取ってみてもらった。そして医者から、『あなたと私の親父とは同じ年配ですが、私の親父が同じ状態だったら、親父に手術を勧めます。』と言われ、手術をする決心をした」との事であった。
その後、1週間後に来社され、波動測定の結果は前回よりも改善されていた。本人に手術が本当に必要なのか問いかけたところ、「1週間後に手術することになっており、お医者さんがいっている言葉を信じて手術はする積りだ。」とのこと。しばらく話をしている中で、ストレスの数値が良くなかったことについて、本人の口から、身体障害者の息子がいて、そのことが非常に負担になっている様子でした。
そんな話をしているうちに、本人から、「手術の前にもう一度他の医者に見て貰った方が良いでしょうかね。」との発言があり、私からもそれを勧めました。
その後本人から手術はやらずに様子を見ることになったとの報告があった。
本件を第三者的観点から見てみると、Aさんは、潜在意識では病気になりたがっている。そしてその原因は、身体障害者の息子の存在ではないか。ストレスが日常化し、ストレスに対応しきれなくなると、潜在意識下にしまいこまれ、自らの身体に負担を強いることになると思われる。その潜在意識化のストレスを、改めて顕在意識で認識すると、自分の身体を病気にしてもなんら解決にならないことに気が付いたと言うことではないでしょうか。

B子さん(女性、23歳)
お母さんが連れてこられた。大学を卒業し、海外に留学するほど活発なお嬢さんが、何があったのかわからないが、自分では何も出来なくなり、お医者さんに見せても一向良くならず、むしろ悪化してきており、単身赴任でたまに帰ってくる父親は「お医者さんで何とかしてもらえ」ということですが、これまでお医者さんと薬では良くならないので、波動でアドバイスが貰えればとのことでした。
波動測定の結果では、ストレスの数値が良くなく、現在飲んでいる薬は波動測定上では、好ましい結果が出なかった。本人も薬は飲みたくないという意向でしたので、当方にてエネルギー的に本人に合うものを勧めてあげた。
本人は測定中も落ち着かず、イライラしている様子で、このような状態になっていることは本人としても非常に不本意であり、すぐにでも親から離れて自立したいとの事であったが、そのためにはまず出来ることを一つずつ積み上げていかねばならない旨伝えたら、小生の本を読みたいとのことであった。そのうち、じっとして居れず、その場を飛び出していったが、お母さんは慌てず、あの子にはお金も何も持たせていないのでどこにもいけないから心配要らないというようなこともありました。
その後、1週間後に再来社したが、前回よりも本人の様子も落ち着き、波動測定値も大分改善された。単身赴任でたまに帰ってくる父親の理解も得て、波動転写機を購入し活用することになった。
3ヵ月後には、すっかり良くなり、母校の図書館の仕事をしたり、東京ビッグサイトの展示会にコンパニオンとして採用されるまでになった。
彼女の場合、何があったのか小生からは聞きませんでしたが、小生の推測では、彼女に何かのショック、おそらく人にも言えないようなショックがあったのではないでしょうか。そして何もする気が起こらず、ふさぎこんでいると、両親あるいは家族が心配してくれ、彼女は依存することの心地よさを覚えてしまい、その状態に安住してしまった。両親としては放って置けず、医者に見せたが、現在の医療では結局薬を使うことになるでしょう。小生は薬の内容までは分からないが、精神に影響あるような薬は、効けば効くほど、自分の意識が働きにくくなるのではないのでしょうか。その結果自分で自分をコントロールできない状況に追い込まれ、あせればあせるほど、思うようにいかないことの悪循環に陥ってしまったのではないのでしょうか。

私たちの脳力開発においても、「楽しみの人生」を送ろうとした場合に、顕在意識で楽しみを求めていけば、行けば行くほど潜在意識では楽しみとのギャップを感じることになる。顕在意識で楽しいと思い込もうとしても、逆に潜在意識は楽しくないことを認識させられることになる。脳力開発で習慣化しようといっているのは、顕在意識と潜在意識とを一体化しようとしているとも言える。顕在意識で潜在意識をコントロールしようとしても、原理的には潜在意識の方が本質的に強大である。従い、顕在化していない潜在意識を如何に認識するのかということになる。そのためには今の状態をまずはそのまま認めて、潜在意識と顕在意識のレベルを合わせ、潜在意識を感じ取る努力が重要でしょう。「楽しみの人生」を外に求めていく限り、充足されないことになる。まずは現状を受け入れて、その中に楽しみを感じれるように努力していくことが必要でしょう。「楽しみの人生」は外にあるのではなく、内にあるということになります。何が起こってもそれを楽しみと感じれるような潜在意識のあり方が構築できるかということでしょう。それが戦略として、「楽しみの人生」を選択することと考えております。

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