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平成28年1月例会報告

日時  : 1月14日 木曜日 18;30 ~ 20;30
テーマ :城野先生の著書から学ぼう「第三の経済学」を輪読しよう 第5回
場所  : 港区新商工会館
担当  :平井 兵治

今回は、平井氏がインフレ問題を取り上げ、平井氏独自の経験をもとに、戦後の日本経済の変動を取り上げ、意見交換を致しました。

先月の会合の結論が、如何にすばやく時勢に負けずに、変われる知識になれるかが重要で、昨今の新聞紙面で大きく報ずる如く、東芝、シャープにして然りである。私の経験で驚いたことで昨年の一番の出来事を皆さんに報告したい。
よく利用する信用金庫での話です。
年号のことで少し手間取った話です。
中国の平成の評判を知っていたので、お宅の会社の大口の得意先の中国人○○さんに聞いてみなと言って、それで---別れた。
すると二日間で本支店の用紙がすっかり変更されていたのにはビックリした。
これこそが変われる組織だと心から感心した一例です。
安岡先生流の平和になるのでは通じない話でした。
グローバル社会とはやっかいな問題ですネ。
これからも先読みで金儲けしてください。
また逆に政策の修正でも金儲けは一杯にありますから注意したいものです。
是非に若者は海外雄飛を、先進国米人の青年が行った様に見習って欲しいものです。
先進国の若者として若さをぶっつけてほしいものです。

戦後70年を経済で読み解くと、早いもので、戦争に再び巻き込まれずに良く過ごせたものと感心すると同時に先人の苦労に感謝です。
多分、昭和20年8月15日頃には新聞では敗戦と占領軍は毎日毎日大きな字で紙面に舞っていた事を忘れないし、その記憶はしっかりしている。
所が何時の日か、新聞記者だろうか、文化人が終戦と進駐の字にすり替わったことは今でも嘆かわしくてならない、何故か------、日本人自身が真に反省しないまま過ぎ去ってしまったかと思えてならないからです。
さて本題に戻ることにして、敗戦後6ヶ月も経過しない内に、ダレス長官の下で作業した経済学者によるインフレ退治作戦である。
昭和21年2月17日に、極秘で旧円封鎖令は見事だったことを思い出す。後日、当時の仕事の関係者に聞いてみた、大変だったらしい。
不思議にも今年2月14日の0金利の発表とこの因縁は何なのだろうか------
円:360円のお蔭で、第2次世界繊維産業への進出で米国でのワンダラブラウス時代作り出した。
つづいて軽工業のライターへと移り進む。
そしてブリキの玩具、朝鮮事変では完全につぶれた京浜工業地帯が生き吹き消す発展へと進む次第、人手の面では少し遅くなるが37~38年には転職するごとに倍になった。
商品供給の面でも35~36年には市場で乱売競争が始まる。
37~38年は粗利のない産業の合併が進行した。日本の高度成長も48年の石油ショックまでは順当に進んだが、此の期に国債発行が進んで行くこととなる。
こう云った経済史通に、50年を経て先年タイで起こるのを見た。
これから、日本は、貿易収支が示す通りに海外投資に向かわざるを得ないことは先進35ヶ国への仲間入りの証拠であって後戻りはできない。
70年の経済史をもって世界に出よう。
心配なく進出する者に味方する。

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